荷物の持ち上げ動作

こんにちは!アシストの増田です。

最近、仕事などで「重いものを床から持ち上げようとして腰を痛めてしまった」という患者さんのお話をよく聞きます。

そしてよく話を聞くと、その持ち上げ方にも原因があり、痛めやすい方の共通点があります。

まず、持ち上げ動作には全身の筋肉が参加し、特に腰には大きな圧迫力や張力などが発生するということを、知っておかなくてはいけません。

腰椎にかかる圧迫力は荷物の重さにもよりますが、体重の倍以上にもなると言われています。

急いでいるからといって、膝を伸ばして腰だけを曲げて荷物を持ち上げていることはないですか?

しゃがみこんだ状態から持ち上げていることはないですか?こちらの場合は腰への負担は減りますが、今度は膝への負担が大きくなってしまいます。

では、どうやって持ち上げたらいいのか?

ポイントを挙げてみましょう!

1、荷物はできるだけ体の近くに

2、できるだけゆっくりと同じ速度で

3、両足を肩幅より少し広めにとり、支持基底面を適度に広く

4、背中を張る(反りすぎない)

5、膝は前に出しすぎない

6、できるだけ捻る動作を入れない

こんなとこでしょうか。
アーチでは、この姿勢をパワーポジション(一番力が入る姿勢)といっています。

荷物の持ち上げのときにこの話を思い出してくれたらうれしく思います!

とはいえ、まず無理をしないことが第一ですよね!


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