こんにちは。アスレ鍼灸整骨院の原田です。
今日は間があきましたが、膝のお話をします。
前回、セッティングのエクササイズで
膝を伸展し(伸ばし)、大腿四頭筋(もも前の筋肉)を
強くしましょうというお話をしました。
今回は、屈曲・伸展について詳しく説明します。
みなさん御存じのように、膝の動きは
屈曲(曲げる)・伸展(伸ばす)の動きをしますが、
実はその動きに加えて内旋・外旋という捻りの動きもともないます。
これ、結構重要です
可動域制限に関与してくるんですよ。
屈曲の時に内旋・・・・・膝を曲げた時、脛骨(すねの骨)が内側に捻る
伸展の時に外旋・・・・・膝を伸ばした時、脛骨(すねの骨)が外側に捻る です。
伸展時の外旋により、関節がしっかりとかみ合い
周りの筋肉がバランスよく働き安定します。
ここで大腿四頭筋、特に内側広筋が必要になります。
屈曲時の内旋では、ロックされていた関節がゆるみ
大きく曲げることができ、可動性がひろがります。
ここでは、膝窩筋(膝裏の筋肉)・ハムストリング(もも裏の筋肉)が必要です。
この動きを獲得するだけでも痛みが軽減したり、
動きやすくなりますので、
前回お話ししたセッティングからやってみましょう