こんばんわ~
今日から、磐田市のあちこちで秋祭りがにぎやかに行われていますが、
皆さんも楽しんでいますか?
私の住んでいる地区も今日から前夜祭で、帰宅途中に道路に寝転んでいた人をみて
ビックリしました!!
と同時に少し羨ましいと思った中田です。
今日は、最近アシストにも来院してくれる
成長期の肩関節の障害について少し、
>「リトルリーガーズショルダー」
この症例についてですが、
簡単に説明すると、
繰り返される投球ストレスによって生じる上腕骨上位にある
骨端線といわれる場所の損傷のことをいいます。
好発年齢は、
小・中学生、とくに11~13歳に集中し
症状は、
投球時や、投球後の肩の痛みがあり、ひどくなると一回の投球で投球不能になる場合もありますが、
日常生活はほぼ痛みがありません。
起きやすいポジション
多くは、投手ですが、パフォーマンスが高く全力投球する頻度が高い選手なら
誰でもおきる可能性があります。
経過
軽度のものであれば、1~2カ月で投球再開が可能です。
しっかりとした治療・リハビリを行えば予後良好の症例です。
ただし、重症な症例だったり、繰り返し痛める子の場合は、骨の変形をおこす場合もあるため
長期間のノースローを要する場合もあります。
ポイント
大事なのは、この症例を
単なる投げすぎによる疲労骨折と考えてはいけないと思います。
その子に合った、投球フォームであったり、正しいケアを行うことができれば必ずしも体格が大きくない子
でも痛めることなく成長できると考えています。
ほかにもいろんなチェックポイントがありますが、それは治療院でお話させてもらいます。
最後にこの症例を防ぐために
投球の危険性を理解する
成長期の体の特性・個人差・身体能力差を理解する
(人は人、自分は自分だと思います。)
練習量の調節
バランスを考え、多種目の競技を行うなどは、大事だと思います。
私たちは
怪我をしてしまったら、復帰時に、より強くなって現場に戻れること
怪我をしない身体を自分で学習すること
をいつも目指し治療していますので
気になる方がいれば、是非ご来院してください。